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    ※韓国ドラマレビューブログ『若葉マークの韓国ドラマ日記』の別館になりました。それにともない「キリン」改め「マカ」でHNを統一いたします。
    ※お初の方は、まずカテゴリの『お断り&注意』をご一読ください

    ■1/7…
    대미CP更新しました。遅くなってゴメンなさい&今年もよろしくお願いします。

    ■この下に「創作BGM」として好きなK-POPを紹介しています。
    他サイトに飛びます。音量注意
    Sorry, Sorry Answer BY Super Junior
    ----------
    元の曲よりこっちが好き。今年は彼らの全員の名前を覚えることができるでしょうか:D


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あいかわらず(1)
2009 / 12 / 11 ( Fri )
前書き:『イケメンですね』の初二次創作です。最終回の後、ミニョがアフリカに行ったという設定で書いています。設定や登場人物には注意をして書きますが、私の思い違いや、皆さんの思い入れとは違う方向に行くこともあると思います。そこは一つ、広いお心でお許しいただけたらな、と思います。
では、どうぞ^^


 10か月ぶりの韓国の空気!
 まだ空港内にも関わらずミニョは、深呼吸をした。ウガンダから韓国へは直行便がないために、ドバイ経由の長旅だったし、時差ぼけのせいか気を抜くと瞼がすぐに重くなる。それでもミニョは元気だった。
 行きは重くて仕方なかったトランクも今はなんだか軽い。
 捻挫もすっかり良くなったし、人目がなければスキップしたいくらいで、そうすれば少し伸びた髪も肩のあたりで弾んだだろう。

 家族と愛する人のいる、私の国!

 心の中では叫びながら、広く明るい到着ロビーに出る。外国人を迎えるための漢字や英語のプラカードが多く目に入った。その中にひと際派手に大きな1つを抱えている人がいた。
『コ・ミニョ!おかえり!』









「ジェルミ、次は左向いて。そう、もうちょっと顔こっち。そう、いいね」
 テギョンは断続的なシャッター音を聞きながら、少しずつポーズを変える。ジェルミも彼に合わせて得意の百面相を披露している。
「よし、じゃあテギョンは先に衣装チェンジして。その間にジェルミのワンショットいくから」

 カメラマンの指示を受けテギョンはフラッシュから逃れて、広いスタジオ内を見まわした。
「…おい、コ・ミナムはどうした?」
 ワン・コーディーが着せてくれるジャケットに袖を通しながら、隣で撮影の順番待ちをしているシヌに尋ねる。
「さぁ、さっき出てったけど」
 雑誌に視線を落としたままたいして興味もなさそうに言ってから、ふと怪訝な顔つきでシヌがテギョンを見た。
「…まさか。抜け駆けか?」
 テギョンは心の中で舌打ちをする。
「ヒョン!!!」
 シヌのつぶやきをジェルミの地獄耳がキャッチして、カメラマンが注意するのにも関わらず、彼はポーズをとるのを止めてやって来た。
「ちょっとジェルミ!」
 コーディーが叱る大声は都合よく耳に入っていないようだ。
「コ・ミナムが抜け駆けって!?もしや1人で空港行ったのか?!」
「…多分な。お前あいつにバイク貸したままだろ」
 シヌが言い、しばらく考えてジェルミが頷くのを見、テギョンは本当に舌打ちをした。








「お兄ちゃん!」
 ミニョは派手なプラカードに駆け寄った。
「お帰り」
 そう言ってミナムはミニョそっくりな口元で優しく笑った。ニット帽を深っているせいで見えない、自分そっくりなはずの目を見たくてミニョは下から兄の顔を覗き込んだ。それに気が付いたミナムは指先で軽く帽子を上げた。
「お帰り」
 黒目がちな目が笑ってもう一度繰り返した。
「ただいま帰りました」
 ミニョも笑顔で答えたとき、隣で人待ち顔をしていた女性がミナムに気が付いた。
「…A.N.JELL、コ・ミナム!?」
 その女性の小さなつぶやきが、リレーのように周囲に伝わって、歩いていた人も足を止め振り向き始めた。
 ミナムは平気な顔で人垣ができ始めるのを見ていたが、焦ったのは妹の方だった。ミナムを見るのと同じように、周囲の視線はミニョにも注がれていた。
 コ・ミナムと同じ顔の女の子は、つまりファン・テギョンの恋人だ、と。
 彼女は兄の帽子を思いっきり引っ張って彼の顔を隠すと、人ごみを抜けるため、兄の手とトランクを引いて歩きだした。








 昼過ぎに撮影を終え、テギョンたちはようやくバンに乗り込んだ。
「皆で迎えに行くって言ったのに!どうしてアイツはいっつもああなんだ!」
 ジェルミは本当に怒っているようだ。後部座席で我慢ならないというように自分の髪をかき回している。
「…今朝アイツだけ早朝にスタジオ入りしたってマネージャーが言ったときに疑うべきだったな」
 とシヌは本気で悔しそうにつぶやきながら、ミナムへ電話をかけ続けている。もちろんずっと留守電で、それが余計に彼をいら立たせているようだった。
「…」
 テギョンはというと、なんだか納得のいかない状況に、眉間に深い皺を刻んでいた。
 …なんなんだ、こいつらは。全部俺のセリフだろうが。そもそもミナムの行動も、シヌとジェルミの怒りも、まずは俺のものだろうに。
「ヒョン!」
「…なんだよ」
「なんだよって、なんだよ!早くコ・ミニョに電話してみろよ」
 だからなんで俺がそれを、お前に言われなきゃならない。心の中だけで文句を言いながら、テギョンは答えた。
「何度かかけたが、留守電だ」
「…ミナムのやつ、どういうつもりだ?俺たちと妹を会わせないつもりか?」
 だからどうしてそこが「俺たち」になるんだ、とシヌのつぶやきも気に入らないテギョンの眉間の皺は、マリアナ海峡並みに深い。
「とりあえず空港に行ってみるか?」
 今更空港にいるわけない。もう2時間も前にミナムはアイツと会ってるはずだと、思うと急にミニョの顔がちらついた。
「今更空港に行っても無駄さ。もうとっくに移動してるよ。マネージャーに聞いた方が早い」
 シヌはまたテギョンのセリフを奪いながら、もう短縮番号を呼びだして携帯電話を耳に当てている。
 テギョンはまるで自分がのろまな亀になったような気持ちがした。最後に勝つ亀ならいい。しかし今はただの愚鈍な役立たずになった気持ちで、1人窓の外を流れる景色を眺めた。


『…なに?!』
『大したことありませんから、ただちょっと捻っただけです。昨日ちゃんとお医者さんに行ったし、軽い捻挫だって…』
『…お前、すぐ帰って来い!』
『ファン・テギョンssi』
『またぼんやりしてたんだろーが。まったく、だからアフリカなんて止せと俺ははじめから…!』


 ミニョが1週間ぶりにかけてきた電話で、怪我をしたと言ったあの時、テギョンは結構キていた。何がと問われれば、多分恋しさとしか答えようがない。
 彼女の滞在する地域の通信事情がよくないことは分かっていたが、多少無理をして電話をかけ、心配している恋人に声を聞かせてやるくらいの配慮はしてほしかった。


『お前、約束したよな。危険な場所には近づかない、危険なことはしない。もしそういう場面に会ったら、まず俺を顔を思い浮かべて、首をつっこまないよう努力するって』
『危険って…私はただ教会の屋根の修理をしようとしただけです。屋根に上る前にもファン・ギョンssiの顔を思い浮かべなきゃいけませんか?』
『屋根?!お前には充分危険だ』
『…』
『お前、今ため息ついたろ』
『…もし屋根が危険な場所だとしても、ファン・テギョンssiだって約束守ってくれてませんよ。最近電話すると、いつも不機嫌だし。毎日言ってくれるって仰ってたあの言葉はどうなったんですか?』
『…言いたくても、こう滅多に連絡してこないんじゃ言いようもないだろーが!』

 怒鳴ってしまってすぐに後悔したのに、ミニョはテギョンの次の言葉を待たずに言った。

『今日は、怪我の話じゃなくて嬉しいお知らせがあって電話したんですけど…また今度にします』

 そうやって電話が切れてから1週間後、朝の食卓でミナムが皆に言ったのだ。妹が明日帰国する、と。
 それが昨日のことだった。
「んじゃあ、そのリストの中のホテルのどっかにミナムはコ・ミニョを連れてったんだな?」
 事務所のロビーに興奮したジェルミの声が響いた。彼に手にしていた紙をひったくられたマネージャーは、3人に囲まれて目を白黒させている。
「…ん?まぁ、そうなんじゃないか?ミナムのやつが、妹がしばらくソウルにいられるように適当なところをリストアップしといてくれって言うから、俺がそれ作ったんだし。予約は自分でするって言ったから、俺はそのうちのどこにいるのかは知らないが」
 やけに説明調な返事だとテギョンは思う。シヌもそう思ったようで、怪訝な顔でテギョンの方を見た。
「ヒョン!手分けして探そうよ!!早く車出して!」
「ちょっと待て」とジェルミを制しシヌは、テギョンにむけて言った。
「なんか変じゃないか?半年ぶりに戻った妹をいたずら心だけで、俺たちはともかく…お前にも会わせないってそんな奴じゃないだろ。妹には優しいお兄さんだろ?」
 そのときマネージャーが思いきりぎくっとしたのをテギョンは見逃さなかった。
「…それはそうだけどさ、とにかく今はじっとしてる場合じゃないんだって。夜は絶対、皆で帰国祝いパーティーするんだから。シヌヒョン早く!」
 ジェルミに急かされたシヌはマネージャーとテギョンの様子をうかがいながら言った。
「テギョン、お前はどうする。一緒に捜すか?」
「…いや、俺はマネージャーと話がある。先に行け」
 シヌは頷くと、もうとっくに駐車場へ向かったジェルミの後を追った。















???????????????
全4話か5話の予定です。


テーマ:韓国ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ - カテゴリー:あいかわらず

11 : 11 : 08 | トラックバック(0) | コメント(9) | page top↑
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コメント
--待ってました!--

はじめまして、マカさん!

二次小説、首を長くしてまっていました。
我が家ではダンナの「イケメン祭り」が継続中なので
(ダンナっていうのが笑えるでしょ>ミニョペン)
早速読ませなくっちゃ!
きっと喜ぶと思います。

次話もお待ちしていますね~
by: ぱぴ * ncVW9ZjY * URL * 2009/12/11 * 13:06 [ 編集] | top↑
--管理人のみ閲覧できます--

このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * * * 2009/12/11 * 13:30 [ 編集] | top↑
--きゃ~!--

待ってました!
未だイケメン熱から醒めない私は2次小説を今か今かとこちらに日参してました~!

見たかった、アフリカからの帰国後という設定で、脳内では既に、テギョン、シヌ、ジェルミが生き生きと、撮影してる姿が浮かびニヤニヤ~!

続きを、めっちゃ楽しみにしてます~!

新たな楽しみができ廃人生活が薔薇色に~ありがとうございます!
by: mero2 * - * URL * 2009/12/11 * 14:39 [ 編集] | top↑
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イケメン後遺症にヤラレ、毎日、ネットをアチコチ検索し、うろつき廃人生活をしていました。マカさんの文を読んだ瞬間、テギョンが、シヌが、ジェルミが私の中で生き返り、物語が動き始めましたよ。次は?次は?(^.^) 待ちきれない気持ちです!~
by: ami * - * URL * 2009/12/11 * 19:30 [ 編集] | top↑
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マカさん!二次小説ありがとうございます!
セリフから、みんなの姿が思い浮かびます☆

なんだかドキドキしている自分がいます!

続き・・・楽しみにしています!
by: ひとみ * - * URL * 2009/12/11 * 19:45 [ 編集] | top↑
--管理人のみ閲覧できます--

このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * * * 2009/12/11 * 22:35 [ 編集] | top↑
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待ってました!!

『イケメンですね』二次小説を書かれると知ってから、毎日毎日楽しみにしていました。

コミナム?マネージャー?のたくらみ(?)は一体何なのか??

次が気になって仕方ありません!!

続きも楽しみにしています
by: あり * - * URL * 2009/12/12 * 00:05 [ 編集] | top↑
--ワクワク!--

初めまして!イケメンに嵌り続け未だにネット巡りを繰り返す日々です。どっぷり②廃人しています。マカ様が二次小説を書いて下さるというので毎日楽しみにしていました。これからも書き続けて下さいね。本当に最高なドラマでしたね~ ウットリ!!
by: 祥チャン * - * URL * 2009/12/12 * 09:49 [ 編集] | top↑
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お返事です。上のほうの方から順番に。

<ぱぴさんへ>

こんにちは、はじめまして。
旦那さまがミニョペン?!一緒に『イケメンですね』の話題で盛り上がれるじゃないですか!素晴らしい旦那さま、いえご夫婦ですね~なんだかとっても羨ましいです^^
しかし、男性が読んだらどうなんだろうか…と自分の文章が不安だったりもします…
またよかったら感想お待ちしています。


<鍵コメ(〇〇〇g〇〇〇)さんへ>

お待ちいただいていたんですね。ありがとございます^^
どんなペースでの更新になるか分かりませんが、できるだけ頑張ります。また感想聞かせてください。


<amiさんへ>

こんにちは。皆さんやっぱり結構廃人になってらっしゃるんでしょうか(笑)私はどっちかというと執着心がない方なので、あっさり次のドラマを見れちゃうタイプなんですが(汗)
廃人の皆さんのために、というわけではありませんが書いてると楽しいし、読んでいただいて嬉しいので、トキメキをご提供できたらなぁ~と思います。
また、来てくださいね。お待ちしてます。


<ひとみさんへ>

こんにちは。
皆の姿、セリフから浮かびますか?だとしたら、とっても嬉しいです^^書いてる甲斐があります。
テギョンはこんなこと言うかな~どうかな~と考えながら書いているので、そのお言葉が一番嬉しいです。
また、感想聞かせてくださいね。


<鍵コメ(〇〇〇さん)へ>

こんにちは。すっかりご無沙汰してしまって^^;
楽しんでいただけて良かったです。
最終回の終わり方…そうなんですよ。ラストが2人のみだったので、その後がとーっても気になりますよね。
妄想妄想の日々です。
鍵コメさんのお宅も時々のぞかせていただいています。またお邪魔させてくださいね。


<ありさんへ>

こんにちは。本館の方にもコメいただきましたよね。ありがとうございます。はじめまして。
シヌを頑張らせるつもりは…この連載では、ごめんなさい。
ないです。でも次の連載をするときには、可能性あります。
私、切なく苦悩する男子を書くのが趣味ですから!(笑)
またお待ちしてます。



<祥チャンさんへ>

こんにちは、はじめまして。廃人さん発見です^^
どんなペースの更新になるかは分かりませんが、書き続けていくつもりです。廃人化を助長していいのか悪いのか(笑)
また来てくださいね。では。


by: マカ * YInHV9pY * URL * 2009/12/12 * 18:11 [ 編集] | top↑
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